波はなくとも海はいい
久しぶりの波乗り。
バリトリップから帰国して丸々ひと月ぶりとなる。
土曜日。
朝、7時半ごろ飯岡に到着。
天気は晴天。
気温は9℃。
風は北西からのオフショア。
波は…コシ前後。
ダンパー気味。
いまいち!
新調した5mmのウェットスーツもようやく初おろし。
着替えてみると、うん!温かい。
板を抱えていざ海へ。
「お願いしゃースッ」
と一礼して走り込むと、足がしびれるくらい水が冷たい。
アウトに出てみるとラインナップ中の皆さんはほとんどブーツ着用。
幸い新しいウェットスーツがかなり温かいので、足先が冷えるぐらいはガマンできる。
波は小さいが、晴天の海で波待ちしてるのは幸せ。
朝日に照らされた海面はキラキラしていて、オフショアで飛ばされたリップのスプレーが虹になる。
ようやくキレたレフトを見つけてテイクオフ。
浅めにボトム切ってトップで上体を返す。
遅れてついてきた板がゆっくり返る。
ノーズが刺さりそうなところをステップバックしてやり過ごし、スープに当てて少し走る。
なんだか自分の動きがスローモーションに見える。
おっ!もしや、バリで鬼速い波に揉まれた成果か?!
アスリートがいうところの“ZONE”ってやつか?
たぶん気のせい(笑)。
万が一、ソレだったとしても、こんなコシ波で体感するのはもったいない。
その後、あんまりいい波もこないし、どんどん風も強くなり、1時間半で終了。
波乗り的にはちょっと物足りない。
でも
やっぱり海が好き。
(猫も好き)
山も好きだが、海はもっと好き。
同じ“好き”だがちょっと違う。
うまく説明できないので、それについてはまた後日考察してみよう。
関連記事