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Posted by naturum at

2010年01月28日

ニセコ雪乗り紀行 その3

3日め。

元気にアーリーに向かう人。
筋肉痛でひーひー言う人。
二日酔いでどんよりしてる人。
そんな朝の光景で始まった最終日。


後発隊を引き連れてゲレンデへ向かう。
天気は回復に向かうという予報だがまだ雪がちらついている。
少し気温も高め。
中腹は少しガスっている。

9時にゴンドラ乗り場に集合して、最後のチーム分け。
二日酔い多数の“ゆるゆるチーム”を担当する。
雪は降ったり止んだりでそれほど積もっていないので、残り物のパウダーを探しながらクルージング。
イージーアクセスのイージーパウダー。
いたるところにトラックは入っているが、探せばまだまだノートラックが残っている。
この懐の深さがニセコの魅力でもある。

トランシーバのイヤーモニターには、これまでずっと閉まっていたピークに向かうゲートがオープンしたという情報が入ったが、ゆるゆるチームはマイペースでクルージング。

天気が良ければピークまでハイクアップしようとは考えていたが、視界の悪い中、11人を引き連れて安全を確保できる自信はない。

それでもゲレンデ上部にはオモローバーンはたくさんある。

自然の地形を活かしてサーフィンライクな滑り方をしたり、小さなギャップで飛んでみたり、やっぱりスノーボードは楽しい!
自分的には、ツリーラン(木の間をすり抜ける)が一番楽しい。
聞いたところによると、程よい間隔に並んだ木々の間を滑走すると「1/f(えふぶんのいち)ゆらぎ」を体感できるんだとか…。

自分のペースでターンできるオープンバーンと違い、ツリーランでは迫り来る木々によってターンを余儀なくされる。
が、そこにはたしかに自然界のリズムが存在する。
宇宙に浮かぶ星たちがロッシュ限界を超えないように、自然の木々も生き延びるためにある程度の間隔を保っている。
ターンを重ねるごとに癒やされるのも納得できる。


午前中の滑走を終え、正午から少し遅れてレストハウスに入ると満席で座れる席がない。
お客さんたちを優先的に座らせて、自分は喫煙所へ。
ガラナとタバコで空腹を紛らす。

14時半の終了に向けて、ゲレンデ上部を数本案内し、そこからゲレンデベースまでロングラン。

ニセコの街を見下ろせる辺りまで降りたところで、正面に羊蹄山が姿を現した。
山頂付近には雲がかかっているものの、3日めにしてようやく羊蹄山のシルエットを拝むことができた。




思い起こせば9年前。
初めてニセコに来た時に見た羊蹄山は、ほれぼれするほど美しかった。
雲一つない快晴にくっきりと姿を見せた独立峰には、富士山とはまた違う神々しさを感じた。
しかもナイター滑走の時は満月で、羊蹄山の左手に浮かぶ真円の月に照らされて、照明のないコースを月明かりだけで滑ったっけ。
いつの日か、もう一度体験したいものだ。


ペンションに戻って、帰り支度を済ませ、貸切バスで千歳空港へ。

18時半に千歳空港到着。
羽田組のフライト時間までは間があったが、大阪組、名古屋組とここでお別れ。

お土産屋を巡っていると、美味しそうな鮭のハラスが売っていた。
けっこう高くて断念したが、その後レストランを探していたら海鮮系のお店で鮭ハラス焼きの単品を発見!
一緒にいた仲間たちは海鮮丼や鮭トロ丼をオーダーしてたが、オレは迷わす鮭ハラス焼きとライスをオーダー。
醤油をはじくくらい脂が乗っている。
んまい!

花畑のホエー豚にも惹かれたが、ハラスにして良かったかも。




21:25の羽田行きで北海道を後にした。


2泊3日の北海道の旅はこれにて終了。
今後、ツアー引率の仕事は若手に任せることにする。

次に来る時はプライベートで、思う存分滑ろう。

Peace out!
  

Posted by BINGO☆ at 10:13Comments(2)雪乗り

2010年01月27日

ニセコ雪乗り紀行 その2

ニセコ グラン・ヒラフにはアーリーモーニングというサービスがある。
モーニングといっても、コーヒーとトースト&スクランブルエッグのセットではない。
全てのリフトが運行をはじめる30分前に、先行して運行するキング第2クワッド(旧センター4)に500円で乗れるというものだ。

前日にたっぷり降っていれば新雪のノートラックが期待できるし、ビシッとピステンがかかったグルーミングバーンにエッジを噛ませてギュンギュン走ることもできる。
ツアーのお客さんたちに希望を聞いてみると全員行くとのこと。




ペンションのマイクロバスで送迎して、オープン前のリフトに並ぶ。
このワクワク感がたまらない。

前日降っていた雪は、夜半過ぎには降り止んだらしく完全リセットとはいかないようだが、まずまず。
スネ〜ヒザ、所によりモモのフレッシュパウダー。
グルーミングバーンも広々使って高速ロングターン。
たかが30分、されど30分。
喫茶店じゃなくても、やっぱりモーニングはお得。


2日めは、現地在住のプロライダー2名にガイドをお願いしてある。
9時にゴンドラ乗り場で合流してチーム分けする。
男性プロには参加者の中でも上級者を集めて“ゴリゴリチーム”、女性プロには中級者を集めて“ガッツリチーム”、その他スタッフがガイドする“まったりチーム”“ゆったりチーム”に分かれる。

オレは“ガッツリチーム”のケツ持ちしながら撮影担当だ。

花園ゲレンデに向かいストロベリーフィールドと呼ばれるコース外を中心にガイドしてもらう。
オープンバーンやツリー、マッシュ、ナチュラルウェイブなど地形の変化が面白い。
リピーター参加者は知っているが、初参加の方はコース外をこんなに滑れることに驚いている。
しかしこれは、ニセコローカルの長年に渡る取り組みで作り上げられた「ニセコルール」と、安全に滑れるルートを把握し誘導してくれるガイドのおかげなのだ。
山の事、雪の事を知れば知る程、そのありがたみに気付く。

ランチタイムはレストハウスKING BELLで“磯塩ラーメン”と“鮭おむすび”。
美味い!
でもちょっと海で溺れかけた時の記憶が蘇る味。




午後は、チーム分けを変えてオレは1人で6人を案内する。
“ロイズ”“裏見晴らし”などゲレンデマップには記されていない呼び名のコース外エリアを行く、飽くなきパウダー探検隊。




さすがに2日めの夕方までくると、脚がパンパンだ。
集合時間よりちょいと早めに上がって、セイコーマートで買い出しをする。
一頃よりは落ち着いたようだが、豪州バブルでニセコはオージー向けの別荘だらけになった。
今も、街にゲレンデにオージーが闊歩している。
もちろんセイコーマートもオージーだらけ。
なんだか日本じゃないみたいだ。


この日の晩は、ツアー恒例のパーティ。
メインイベントは大抽選会。
協賛各社からのプレゼントが盛りだくさん。
ゴーグルやバインディング、ウェアにボードまで空くじ無しの大盤振る舞い。
もちろん大盛り上がり。
ボードを当てた男子は、パーティ後にさっそくワックスがけ始めた。
どうやら明日使うらしい。

パーティがお開きになった後も、みんなのテンションが収まる気配はない。
大部屋では二次会に突入し、宴は続く。
この人たちに、明日はあるのか…。



3日めに続く。  

Posted by BINGO☆ at 01:54Comments(2)雪乗り

2010年01月25日

ニセコ雪乗り紀行 その1

22日〜24日の2泊3日で開催した「北海道ツアーinニセコ グラン・ヒラフ」にスタッフとして参加してきた。


2年ぶりのニセコ。
言わずと知れたパウダー天国。

先週の中頃、急に温かい空気が入り雨が降ったらしいが、前線の通過後は冬型の気圧配置となり、木曜日から雪が降り続く予報だ。

22日金曜日
フライト時刻は7:00。
ツアーの引率という手前、絶対に遅刻は出来ないので、寝ないで出発する。

羽田でツアーのお客さん達をお出迎え。
このツアーは、約半数はリピーターだ。
顔見知りの方も多い。




飛行機に搭乗した後は、ヘッドフォンで落語チャンネルを聴きながらウトウトする。

千歳空港に到着した時点で-8℃。
寒い!
貸切バスに乗り込んで約2時間半。




ニセコのペンションに12時半頃到着した。

さっそく着替えてグラン・ヒラフのゲレンデへ。
雪は止む気配なく降り続いている。
軽く一本流してみる。
すでにたくさんのトラックが入って見た目はボコボコなのに、雪が軽いせいか蹴散らして滑れる。
それに自分でもびっくりするくらい体が動く。
オレ、調子いいかも!

一本滑り降りた頃に、別のバスで到着した大阪出発組も合流して、総勢40名(うちスタッフ6名)の集団となった。

4グループぐらいに分かれて、引率開始。

ニセコは、コースとしてマップに記載されているところ以外も、リフト線下の低い所など危険な場所を除いてほとんどのエリアを滑れる。
また、ゲレンデ外のバックカントリーもローカルの雪崩ネットワークによる許可が出た時にはゲートがオープンされる。
ただし、全てオウンリスク(自己責任)という条件付きとなる。

ツアーの引率としては、ゲレンデ内のコース外を中心にガイドしていく。
さすがにおいしい斜面は何本ものトラックが入っているが、雪は深い。
少しタイトなツリーを選べばまだノートラックも残っている。

10数名のパーティを引き連れてルートファインディングしながらかっ跳ぶ。
時にはケツ持ちしながらパーティをフォローする。
気持ち〜〜!

夕方になって、ナイター照明に火が灯りはじめると更に気温が下がり、ゲレンデ内の温度計は-12℃を指している。
ゲレンデトップは更に気温が低いのでおそらく-15℃ぐらいか?
雪は更にサラサラになる。
吹き溜まりに当て込むと、大きなスプレーが上がる。
これくらいになると、ゴーグルを外すとすぐに睫毛が凍る。




夕食時間に合わせ、一旦ペンションに戻る。
夕食後も、ほとんどの参加者がナイターを滑りに行く。
自分はナイターに行かずに留守番していたが、ナイターから帰って来た人たちの顔を見ればどんだけ楽しかったか、想像に難くない。

まだまだ雪は降り続いている。
明日の朝一番が楽しみだ。

ペンションの大部屋では、いつの間にか宴会モードに突入。
軽く顔出しして、日本酒を2合ぐらいお呼ばれしたら睡魔が襲ってきた。
そりゃそうだ。
昨日からここまで、飛行機とバスで合わせて小一時間しか寝てないんだもん。

多少後ろ髪を引かれたが、睡魔に勝てずおやすみなさいした。


2日めに続く。  

Posted by BINGO☆ at 23:49Comments(15)雪乗り

2010年01月21日

いざ、ニセコへ

金曜日の朝一番の便で北海道に向かいます。

うち主催のニセコツアーの引率。

昨日雨降ったみたいだが、今夜から冷え込むらしい。
ばふばふかなぁ~。
ガリガリ君はいやだなぁ~。


まだなんの準備もしてねぇ。
今から帰って、板にワックス入れて、荷物まとめて、お風呂入って…3時半出発。

寝れねー!


peace out  

Posted by BINGO☆ at 23:50Comments(10)雪乗り

2010年01月18日

四角友里さんに会った

本日、Ma〇motの展示会に行ってきた。
伏せ字になってない(^_^;)

で、このブランドと四角友里さんのコラボ山スカートが発表されていた。
なかなかかわいいデザインだったので、発売されたら奥のご機嫌取りに買ってやろうかと…。

会場に、四角友里さんご本人と、四角大輔さんもいらっしゃった。
「わぉ有名人だ」とミーハー気分でご挨拶。

遠目には何度かお見かけしているが、ご挨拶するのははじめて。
GO!GO!CAMPでも、女子キャンプコーナーを立ち上げたこととか、こいっちやサンダーの日記も見せた。

「雪中キャンプですか?すご~い」
とか
「1月に山登りしてるんだ?元気ですねぇ、女子」
とか
「あとでゆっくり見てみます」
と言っていただいた。


「BINGO☆の奴め、女子キャンプ日記をダシに話しかけやがったな」と言われても致し方ない。
事実その通りです。

かわいいし、気さくだし、いい人だ~。


あ、写真撮り忘れた…。

  

Posted by BINGO☆ at 23:34Comments(6)キャンプ

2010年01月16日

ゴーキャンに東田トモヒロくん登場




GO!GO!CAMPに日記をアップしてくれることとなった、シンガー東田トモヒロくんと、金曜日に鎌倉で会うこととなった。

七里ヶ浜の駐車場で待ち合わせ。
これから始まる全国ツアーをキャンピングカーで回るらしく、キャンピングカーのお披露目と、スポンサーのステッカーを貼る儀式に立ち会い、旅のスタートを祝った。

GO!GO!CAMPのステッカーも貼ってもらったぜっ!





このキャンピングカーは、鎌倉に住むマネージャーさんが北海道から陸送してきたもの。
ベース車は三菱のデリカ。
カラーリングも渋い。
ちょっと欲しくなったかも。


東田くんは、熊本出身&在住のシンガーソングライター。
GREENROOM FESTIVALやap bank fesなどにも出演するオーガニックな魅力をもった歌い手。

しかもサーフィン大好き、スノーボードにもハマりはじめ、ツアーを回りながら各地で波乗り・雪乗りをするらしい。
だから、このキャンピングカーにはサーフボードやスノーボードも積み込んで行くんだとか。

ライブツアー兼サーフトリップ兼スノートリップ兼キャンプトリップ…なんとも羨ましい。


旅の模様は、ゴーキャンでチェックや!


P.S.
せっかく七里ヶ浜まで来たので、夕暮れまで一人で軽~く波乗りもした。
オンショアでぐちゃぐちゃでボヨボヨだったけどね。
普段、千葉・茨城でしか波乗りしないので、富士山を見ながらの波乗りは新鮮だった。


  

Posted by BINGO☆ at 02:51Comments(6)キャンプ

2010年01月14日

ダウンジャケット




買っちゃった!
つうか奥に買ってもらっちゃた♪
セール品だけどね。

BURTON[ak]シリーズのダウンジャケット。
めちゃめちゃ軽くてあったかいんです。
ジオン軍色です。
まるでザク。


  

Posted by BINGO☆ at 15:55Comments(0)キャンプ

2010年01月14日

アフタースノー(おまけ編)

脚が攣る程滑った後は、温泉で癒やすにかぎる。

天下の温泉場、野沢温泉に来てるのなら尚更だ。
野沢温泉街には、大小様々な外湯があり、無料で入湯できる。
スキー場の駐車場に車を停めたまま、長坂ゴンドラから程近い「秋葉の湯」へ歩いて向かうことにした。

ゲレンデ内をパーカーとジーンズにスニーカー、そしてタオル1本肩に引っ掛けて横切る。
ゴンドラ下から温泉街の細い路地をぷらぷら歩く。
思えば、大学の卒業旅行ではじめて野沢温泉に来た時、タオル1本持って外湯巡りしたっけ。
今からちょうど20年前。
年を食って身体も衰えたが、気持ちはあの頃と少しも変わらない。


秋葉山神社を通り過ぎて、一つ目の角を左に曲がるとこじんまりとした秋葉の湯が現れる。




狭い脱衣場、湯船から立ちのぼる硫黄の匂い。
野沢温泉のほとんどの外湯に、洗い場はない。
つまり湯船に浸かるだけ。
そして熱い。

「あーーーーっちっ!」
「あっ!つぅー!」

と湯船の縁で叫ぶ。
全員、上島竜兵状態。

蛇口から水を足してなんとか入れる温度になった。
湯船の中で疲れた足をほぐす。

ほんの10分ほど浸かっただけで、体の芯から温ったまった。
火照った体に外の冷たい空気が心地いい。


車に戻って、スキー場を後にする。
帰る前にどうしても案内したいお店があった。
「みさと」というお土産屋。

このお店、試食がハンパねぇ。
お菓子や野沢菜の試食ができるのは当たり前。
なんと、漬け物やふりかけのコーナーには、炊飯器とお茶碗が置いてある。
つまり、自分でご飯をよそって、色んな漬け物やふりかけを乗っけて試食できるのだ。
これだけでも衝撃的だが、さらに店の奥にはカップラーメン(ホームラン軒 信州みそ仕立て)が積んであり
「信州限定 カップラーメン 試食どうぞ!!」の札が。
カップラーメン1つ丸ごと試食とは、すでに試食の概念を超越している。




何度かここに来ているオレでも、カップラーメン丸ごとははじめて。
ましてや初見の3人は「マジっすか!」「ウケる!」と悶絶。
もちろん件のカップラーメンは完食した。

各自2000円ぐらいお土産を購入したから、お店の戦略にまんまとハマっている。
一回行くと誰かに教えたくなるし、試食したら買いたくなる品ばかりだ。
無料お試しは古典的な手法だが、一般的なお試しの常識を越えているところに心理的ギャップが生まれる。
ギャップによって笑いや話題が生まれ、行動が促される。
田舎の温泉場にしては、実に計算されたマーケティングだ。




パウダースノー、温泉、お土産と野沢温泉をフルコースで満喫して帰路へ。
渋滞もなく、ノーストレスで帰宅。
いい休日でした。

おしまい

p.s.
月曜日に海に行こうとしていたのに、激しい筋肉痛にみまわれ断念。
skins履いとけばよかった…。  

Posted by BINGO☆ at 01:19Comments(8)キャンプ

2010年01月12日

がっつりパウダー野沢温泉(後編)




ランチを終えて午後一番。
野沢温泉の名物コース「スカイライン」に向かう。
ゴンドラ山頂駅の少し上から西側の尾根づたいに下る最長5kmのロングランコースだ。
滑り出しは緩斜面ながら山側の壁に当て込みながら遊べる地形が楽しい。
しかしその分、脚を使いすぎる。

年末に一度滑ってはいたが、ゆるい滑りしかしていない。
実質今回が初滑りに近い。
しかも午前中、上級者とパウダーを攻めまくった脚には乳酸がたまりまくっている。


滑り出しからものの数分で、右脚が攣った。
「痛ぇええ!」
一度停止してもんどりうちながらストレッチする。
「大丈夫ッスか?」
友人たちが心配してくれる。
しかし友人たちの一人もすでに脚が攣りそうだという。

パーティの内、オレともう一人の男子が落ちこぼれの気配。
「オレら、もし遅れるようなら長坂ゴンドラに向かって滑って行って」
と伝えて、落ちこぼれ2名はぼちぼち滑ることにした。

脚が攣りはじめると実感するが、斜度のない斜面の方が重力が脚にかかって辛い。
尾根を滑るコースから横に落ちる無圧雪急斜面「ジャンピングコース」でショートカットすることにした。
急斜面のパウダーの方が脚に負担がかからないのだ。
先に下りた2名は、このコースの存在を知らない。
やつらには申し訳ないが、落ちこぼれ2名でこのコースを堪能させてもらう。

コース中央はほぼ食い尽くされているが、コースの横にはまだノートラックが残っている。
途中までトラバースしてからノートラックにダイブ。
「ウ〜イェ〜!」
「ウッキー!」
歓喜の雄叫び。
サルかっ!

踏ん張りきかずにコケてもへらへら笑う。

ゴンドラ駅舎で合流して
「いや〜、最後のノートラックヤバかった」
って話をしたら、優等生2名が
「え〜、ズルい。先に行っていいって言うからそんなとこスルーしましたよ。もっかい行きましょうよ」
ということで再度山頂を目指してゴンドラに乗り込む。

山頂に戻って数本滑ってみたら疲労はピーク。
リフト終了まではまだ時間があったが、さすがの女子プロも限界。
ましてや落ちこぼれ2名は限界をとっくに越えている。

「じゃあそろそろ降りますか?」
ということで、再びスカイラインにて下山クルーズ。

多少動いていたせいか、先ほどよりも多少は脚が動く。
途中は脚に負担をかけないように滑り、最後の「ジャンピングコース」に再度飛び込む。
気温が上がっている上に山麓に近いため重めのパウダー。
それでも締めの1本がノートラックだから言うことない。


友人たちも大満足。
日帰りのため、まだ滑走できていないコースもあるが、次に来た時のお楽しみとした。


「せっかく野沢温泉に来たんだから温泉に行こうぜ!」

さくっと着替えて、温泉街に向かう。


おまけ編につづく

  

Posted by BINGO☆ at 22:12Comments(4)雪乗り

2010年01月11日

がっつりパウダー野沢温泉(前編)


三連休の初日の土曜日。
友人たちと野沢温泉へ日帰りスノーボードへ。
メンツは自分を入れて男子3人と女子1人の構成。
女子といっても友達の奥さんでしかもプロスノーボーダー。
他の男子もスノーボード業界関係者。

野沢温泉に行ったことがないという友人たちを、オレが案内することとなった。

深夜出発、朝6時すぎに到着。
長坂ゴンドラに一番近い駐車場に入れて、しばし仮眠。
朝一番のパウダーを狙う。

先週から冬型の気圧配置が続き、ゲレンデにはたっぷりの雪。

野沢温泉は、数年前より完全立ち入り禁止エリアを除き、コース外を解放している。
もちろんオウンリスク(自己責任)でという免責付きだ。
そのためパウダーエリアの競争率は高いが、タイトなツリーや、アクセスが難しいエリアではまだまだノートラック(未踏)が期待できる。




まずは、山頂の「やまびこ」ゲレンデで、無圧雪のツリーを狙う。
予想以上にトラックが入っているが、充分楽しめる。
全員、雪に埋もれることなく、ガンガン滑れるためペースが早い。
「ここいいね〜」
「地形もいいし、おもしろい!」
と友人たちも満足げ。
業界関係者と女子プロだけに滑りのレベルが高い。
案内し甲斐がある。
「まだまだ、ほんの一部だよ」
と言って次々とオモローバーンを紹介していく。




気温も低く、雪質がいいので「水無ゲレンデ」の緩いパウダーも失速しないで滑れる。
さすがに「日影ゲレンデ」に下りる「牛首コース」はコブだらけで足にきたが、まだ元気…だとこの時は思っていた。

11時半に早めのランチタイム。
レストハウスでハヤシライスをオーダー。
ここのハヤシライスは、スクランブルエッグが乗っていてお気に入りだ。
しかもスキー場にしては良心的プライスの900円。




一息ついて、午後の部へ。
一度、一気に山麓までクルーズしようということで「スカイラインコース」で全長5kmのロングランに向かう。

つづく。  

Posted by BINGO☆ at 11:22Comments(6)雪乗り

2010年01月04日

新春初乗り


奥の実家でおとなしく新年を迎え、2日に新春初の波乗りへ。

未明から奥の実家を抜け出して、毎年初乗りの場所として行っている鴨川へ向かう。
空には十六夜月が煌々と輝く。

君津あたりに差し掛かると東から白みはじめ、南の空には明けの明星がポツンと夜に取り残されている。
鴨川に7時半に到着。
気温はまだ2℃。
朝日に照らされた海面からは、海霧がゆらゆらとたちのぼっている。




風はほぼ無風。
快晴。
だが肝心の波は…ない。


しばらく様子を見ていたが、乗れそうな波は皆無。
当然ながら、海にはノーバディ。

しかし、波はなくともこんな美しい海に入らないで帰るなんてもったいない。
そそくさと着替えて、誰もいない海に一人パドルアウト。
冷てぇ!
でも気持ちいいっ!

陸から「こんな波ねぇのに入ってるやついるよ。ばかだね〜」という視線が飛んでくる。

波はない訳ではない。
ただ割れない。
ミドルからインサイドにかけて地形が深くなっているらしく、アウトで割れはじめた波もテイクオフしようとするとうねりに戻るという始末。

後から2人海に入ってきたが、まったく乗れていない。
およそ2時間くらい波待ち状態が続き、いい加減諦めて帰るか…と思った矢先に大きめのセットが入ってきた。
ようやくテイクオフ。
ダラダラの厚めながら、2010年の1本目にようやく乗れた。
かといってこれで初乗り終了じゃ忍びない。
潮が引いてくればもう少し乗れるかもしれないと思い、しつこくステイ。
ロータイドに近づきようやく割れはじめた。
ライトにレフトに数本ショートライド。
徐々に人も増え始めたので、これにて終了。




最初の2時間はただ浮いてただけだが、新年早々3時間以上も海に入れてひと満足だ。

「今年も、いい波に乗れますように」
とおじぎして海を後にした。



これから春までは雪乗りシーズン突入!


  

Posted by BINGO☆ at 14:29Comments(8)波乗り

2010年01月02日

今季初滑り

すっかり昨年末の話となりましたが…。

12月29日。
やっとこさ仕事納めして帰路へ。
風邪の治りかけの鼻炎で鼻水がとまらない。

テレビでやってた「容疑者Xの献身」をみながらスノーボードにワックス掛け。
劇場でも観たが、いい映画だ。
クライマックスではボロボロに泣いてしまった。
二回めなのに…。


準備完了して、深夜0時。
いざ、雪山「ガーラ湯沢」へ!
今回一緒に行く面子は、会社の同僚(メンズ1名)と、ゴー!ゴー!キャンプで日記を書いてくれてる女子キャンパーこいっち嬢サンダー嬢


某駅前のデニーズで待ち合わせの予定。
待ち合わせ場所に向かって車を走らせていると携帯にメール。
「終電に乗り遅れました。なんとかして向かいます」
とサンダー嬢から。

電話してみると、まだ渋谷らしい。
ちょいと遠回りになるが秋葉原まで迎えに行く。
波乱の予感。

その後、こいっち嬢と同僚をピックして関越道へ。

とにかく、このこいっち&サンダーのトークがおかしくて、おかしくて深夜のドライブなのに眠くならない。
これからスノーボードに行くのに、キャンプの話でげひげひ盛り上がる。
完全にキャンプジャンキー(中毒)だ。
この娘たちのトークライブはお金取れるカモ?
笑ってるうちに鼻水まで止まった。


さてトンネルを抜けると雪景色の湯沢。
日の出前にガーラの駐車場に到着して、しばし仮眠。


営業開始とともにもぞもぞ始動。
着替えして、準備して、ゴンドラに乗り込む。

「すげー!雪山だぁ!」
「緊張する〜」

ゴンドラの上昇と比例して、二人のテンションも急上昇。
なんか新鮮じゃん。




ゲレンデに到着してまずはリフト1本上がり、初級コースを流してみようということに。

想像してはいたが、二人とも初心者。
いや、こいっちが初心者、サンダーが超初心者。
コース1本の10%ぐらいに20分ぐらいかかった。
でもなんとかズリズリ降りて来られそうなので一旦放置。
同僚と二人で先に降りて、もう一回リフトに乗って同じコースを流すと、コースの中腹で追いついた。
そこからしばしレッスンモードに突入。

休憩はさみながら何本かレッスンして、多少ましになってきたところで再放置。

北エリアを数本滑り、山頂からのコースを一気に滑り降りてくると、レストハウスの二階から手を振る女子二人。

合流してランチタイム。
ガーラ名物ジャンボカツ丼をいただく。




食事しながら「どうだった?」と聞いてみると、なんとサンダー嬢、コースアウトして新雪に埋まって遭難しそうだったらしい。
幸い通りかかったパトロールの人に助けてもらったらしいが
「あたし、おっかしくて写真撮りまくっちゃいました!(≧∇≦)」
とこいっち。
く、黒い…。

食後、オレはスキー場の方に挨拶に行くためまたまた放置。
ちょっと仕事モードで打ち合わせして帰ってくると、こいっち嬢ブログなう、サンダー嬢爆睡なうzzz。

みなさんお疲れのようなので、最後の1本滑って帰るかということに。
「せっかくだから中級コース行こうぜ」
「行きた〜い」
「でも大丈夫かな」
「大丈夫!大丈夫!」
とりあえず根拠レスの大丈夫を連発して中級コースへ連れて行く。

なんとかなるかと思ったが、結局サンダー嬢怖がって滑れないので、コース1本まるまるサイドスリップ(横滑り)で滑りきる。

お疲れさまでした。

なんかスクールのコーチの大変さがわかった。
でもレッスンするのもおもしろいね。


今回は天気も良かったし、雪質も良かった。
日帰りだったが楽しんでくれたようで何より。

というより、こっちが楽しませてもらった。
あ〜おもろかった。  

Posted by BINGO☆ at 15:07Comments(8)雪乗り