2011年06月01日
SOTO MUKA STOVE レビュー

ようやく入手したSOTOのMUKA STOVE。
さっそく北軽井沢で使ってみた。
展示会で見た時からすごいと思ってたゴトクの形状。
縦方向に折りたためるギミックが秀逸だ。
広げた時の安定感がハンパない。
耐荷重40kgは伊達じゃない。
専用ボトルはシルバーベースで渋い。
ポンピングもインジケーターで加圧状態が視認できて便利。
ポンプにあるつまみはロック機構がついていて安心。
「STOP」位置から「START」位置につまみを回してライターで点火。しかもプレヒートなしで一発着火だ。
「START」位置で数十秒、炎が安定してきたら「RUN」位置につまみを回して稼働する。
炎が安定する前に「RUN」にすると生ガスが出るので安定するまではつまみを回さないよう注意が必要。
気になる燃焼音だが、他のガソリンストーブより静か。
ガスストーブの燃焼音と大差ない。
いいことずくしだが、やや不満があるとすれば、トロ火の調節が難しいこと。
あとはこのストーブに限ったことじゃないがバーナーヘッド下は輻射熱で高温になる。
専用の風防と遮熱板が付属品としてついているので問題はないとは思うが、木製のテーブル上での使用しはオススメしない。
最後に、このストーブの最大の利点は赤ガス(自動車用無鉛ガソリン)が使えること。
今回は、急場だったためホワイトガソリンで使用したが、赤ガスを使えば燃料費は大幅に削減できる。
1L当たりの単価で比較するとおよそ1/10近い。
ランニングコストも考慮すれば、ガスストーブとの価格差もじきに元が取れる。
ただしガソリン携行缶が必要で、セルフでは給油できない点がネックかも。
とにかく、フィールドでガシガシ使いたい一品だ。
Peace out.