2010年09月27日
台風一過 in ふくすま
「福島に波乗りキャンプ行きましょう」
かなり前から友人に誘われていた。
野郎二人、お互いに日程調整して、この日しかないと決めていたのが先週末だった。
そこにまさかの台風。
遠めの台風からのうねりは大歓迎だが、近すぎればクローズアウトでノーサーフ必至だ。
土曜日の朝。
台風の進路とスピードをチェックしながら常磐道を北上する。
前日の予報ではお昼前には三陸の東に抜けるはずの台風が、八丈島あたりでグズグズしている。
この調子だと、オレらが福島に到着するくらいに茨城の東あたりか?
いわき四倉ICで降りて、四倉海岸をチェックする。
荒れ狂う海。
うねりはダブルサイズ、防波堤に当たって砕けた波しぶきは、堤の高さの4、5倍(20m以上)ありそう。
当然入れる波じゃない。
とりあえずキャンプ食材の買い出しをしてキャンプ場に行くことにした。
四倉からさらに北上した天神岬が今回のキャンプ場。
複合スポーツ施設らしく、温泉もある。
到着した時点ではまだ暴風雨だったが、つぶやき場のTLを見ると東京・千葉ではすでに青空らしい。
「風呂入って、飯喰ってればハレルヤ!」
北風で冷えた体を温泉に沈め、程よく温まったところで湯上がりプッシュウ!
さらに食堂で一番人気の天神ラーメンをいただいてプッシュウ!

お?雨はやんだっぽい?
さらに座敷で1時間ほど仮眠して16時。
わを!青空じゃん!
しかも風もおだやか。

キャンプ場側に移動してサイトをチェックすると、オートサイトよりフリーサイトの方が水はけがいいみたいだ。
西日を浴びた草地はすでに乾きはじめている。
野郎二人、フリーサイトでチェックイン。
1575円なり。
安い!
車の乗り入れができないので最小限の設営で過ごしたい。
ORIGAMIを張って、ローコットを入れて、中で煮炊きするスタイルに決定。

この日の献立は鮪の刺身盛り、鶏の水炊き、ダッチで炊いた白飯。
美味い!
こんな簡単な料理、不味いはずはないよな。

雲の抜けた夜空には仲秋の名月をすこし過ぎた月。
焚き火は、弱いオフショアに揺らめいている。
潮騒は相変わらず、轟音を響かせているが、明日には落ち着いてくれるだろうか?
翌朝5時にアラームを掛けて、21時には就寝。
ORIGAMIの裾から入ってくる弱いすきま風はひんやりと頬をかすめるが、mont-bellバロウバッグ#2にくるまれば特に寒さも感じない。
そのまま朝まで心地よく爆睡。
アラームで目を覚まし、海をチェックするとうねりはまとまってきている。
しかしサイズはでかい。
アウトでキレイに割れているが、たぶんオーバーヘッド。
インサイドはとてもパドルアウトできそうもないぐしゃぐしゃのホワイトウォーターだ。

車で、数ポイントチェックしに行ったが、どこもハードなコンディションだ。
ローカルの人ですら入っている気配なし。
▼双葉 「死ねる」波

▼木戸川 よさげだがたぶんゲットハード

仕方なくキャンプ場に戻り、朝食をとって撤収。
波乗りはできなかったが、キャンプ場もお天気も気持ちよかった。
またリピートしたいキャンプ場だ。
後は波乗りできるポイントを探して南下するしかない。
まずは四倉まで下ることにした。
四倉では大凧揚げ大会が開催されていた。
色とりどり、色んな形状の凧が、大きな青空にちりばめられたように舞っている。
圧巻だったのは、なんと2m間隔300枚の連凧。
つまり600mの長さで揚がっている。
凧はすべておじさんお手作りで、少しずつ数年がかりで増やしてきたらしい。
すげー。

肝心の波の方は、やはり入れるコンディションではない。
福島在住の友人から教えてもらったウエストコーストまで下ることにした。
友人によると台風が同じコースを通ったとき、そこだけパーフェクトだったとか。
30~40分ほど車を走らせて到着したウエストコーストには、大勢のサーファーが集まっていた。
おそらく、ここだけがサーフ可能なポイントなのだろう。
しかも、頭~頭オーバーの波が形良く割れており、エキスパートなサーファーたちがほれぼれするようなマニューバーを描いている。
車を停めて、早速エントリー。
インサイドでセットのスープを連発で喰らい藻掻く。
なんとかアウトに出られたが、波が取れない。
テイクオフできそうな波も、ちょっとでもタイミングが遅れるとギロチンダンパーの餌食。
南に流れるカレントも強く常にパドリング。
結局、1時間半ずっとパドリング。
1本も波に乗れず終い。
あぁ、やっぱりまだまだだなぁ。
しかし、どうであれ海に入れただけでもよかった。
「もう少しメロウな時に、福島リベンジ!」
と心に誓った。
Peace out.
かなり前から友人に誘われていた。
野郎二人、お互いに日程調整して、この日しかないと決めていたのが先週末だった。
そこにまさかの台風。
遠めの台風からのうねりは大歓迎だが、近すぎればクローズアウトでノーサーフ必至だ。
土曜日の朝。
台風の進路とスピードをチェックしながら常磐道を北上する。
前日の予報ではお昼前には三陸の東に抜けるはずの台風が、八丈島あたりでグズグズしている。
この調子だと、オレらが福島に到着するくらいに茨城の東あたりか?
いわき四倉ICで降りて、四倉海岸をチェックする。
荒れ狂う海。
うねりはダブルサイズ、防波堤に当たって砕けた波しぶきは、堤の高さの4、5倍(20m以上)ありそう。
当然入れる波じゃない。
とりあえずキャンプ食材の買い出しをしてキャンプ場に行くことにした。
四倉からさらに北上した天神岬が今回のキャンプ場。
複合スポーツ施設らしく、温泉もある。
到着した時点ではまだ暴風雨だったが、つぶやき場のTLを見ると東京・千葉ではすでに青空らしい。
「風呂入って、飯喰ってればハレルヤ!」
北風で冷えた体を温泉に沈め、程よく温まったところで湯上がりプッシュウ!
さらに食堂で一番人気の天神ラーメンをいただいてプッシュウ!

お?雨はやんだっぽい?
さらに座敷で1時間ほど仮眠して16時。
わを!青空じゃん!
しかも風もおだやか。

キャンプ場側に移動してサイトをチェックすると、オートサイトよりフリーサイトの方が水はけがいいみたいだ。
西日を浴びた草地はすでに乾きはじめている。
野郎二人、フリーサイトでチェックイン。
1575円なり。
安い!
車の乗り入れができないので最小限の設営で過ごしたい。
ORIGAMIを張って、ローコットを入れて、中で煮炊きするスタイルに決定。

この日の献立は鮪の刺身盛り、鶏の水炊き、ダッチで炊いた白飯。
美味い!
こんな簡単な料理、不味いはずはないよな。

雲の抜けた夜空には仲秋の名月をすこし過ぎた月。
焚き火は、弱いオフショアに揺らめいている。
潮騒は相変わらず、轟音を響かせているが、明日には落ち着いてくれるだろうか?
翌朝5時にアラームを掛けて、21時には就寝。
ORIGAMIの裾から入ってくる弱いすきま風はひんやりと頬をかすめるが、mont-bellバロウバッグ#2にくるまれば特に寒さも感じない。
そのまま朝まで心地よく爆睡。
アラームで目を覚まし、海をチェックするとうねりはまとまってきている。
しかしサイズはでかい。
アウトでキレイに割れているが、たぶんオーバーヘッド。
インサイドはとてもパドルアウトできそうもないぐしゃぐしゃのホワイトウォーターだ。

車で、数ポイントチェックしに行ったが、どこもハードなコンディションだ。
ローカルの人ですら入っている気配なし。
▼双葉 「死ねる」波

▼木戸川 よさげだがたぶんゲットハード

仕方なくキャンプ場に戻り、朝食をとって撤収。
波乗りはできなかったが、キャンプ場もお天気も気持ちよかった。
またリピートしたいキャンプ場だ。
後は波乗りできるポイントを探して南下するしかない。
まずは四倉まで下ることにした。
四倉では大凧揚げ大会が開催されていた。
色とりどり、色んな形状の凧が、大きな青空にちりばめられたように舞っている。
圧巻だったのは、なんと2m間隔300枚の連凧。
つまり600mの長さで揚がっている。
凧はすべておじさんお手作りで、少しずつ数年がかりで増やしてきたらしい。
すげー。

肝心の波の方は、やはり入れるコンディションではない。
福島在住の友人から教えてもらったウエストコーストまで下ることにした。
友人によると台風が同じコースを通ったとき、そこだけパーフェクトだったとか。
30~40分ほど車を走らせて到着したウエストコーストには、大勢のサーファーが集まっていた。
おそらく、ここだけがサーフ可能なポイントなのだろう。
しかも、頭~頭オーバーの波が形良く割れており、エキスパートなサーファーたちがほれぼれするようなマニューバーを描いている。
車を停めて、早速エントリー。
インサイドでセットのスープを連発で喰らい藻掻く。
なんとかアウトに出られたが、波が取れない。
テイクオフできそうな波も、ちょっとでもタイミングが遅れるとギロチンダンパーの餌食。
南に流れるカレントも強く常にパドリング。
結局、1時間半ずっとパドリング。
1本も波に乗れず終い。
あぁ、やっぱりまだまだだなぁ。
しかし、どうであれ海に入れただけでもよかった。
「もう少しメロウな時に、福島リベンジ!」
と心に誓った。
Peace out.