2009年09月28日
鴨川〜志田下

いつもの波乗り仲間とは違う仲間から金曜日にお誘い。
「今、鴨川なんだけど波いいよ。明日来ない?そんでその後、志田下にWQS観にいこうよ」
WQSとはサーフィンの世界大会でワールド・クオリファイ・シリーズ。
今年は千葉の釣ヶ崎海岸通称志田下ポイントで開催される。
正式名称は“WQS 2009 BILLABONG TURIGASAKI PRO supported by JPSA”。
「いくいく!」
と二つ返事でOK。
夜明け前に鴨川到着。
友達らが泊まっている鴨川グランドホテル前のポイントに駐車。
前日の情報だとムネ〜カタだったのに今はコシ〜ハラ。
明らかにサイズダウン。
でも天気はよさそう。
弱いオフショア、セット間は長めのコシ〜ハラ。
トロめ、ショルダー張りづらく、やや物足りない。
良く言えばメローな波。
テイクオフして横に走り過ぎるとショルダーがなくなるので、カットバック気味に戻って姿勢を低くしてガマン。
うまくすればもう少し走れる。
そんなメローウェイブで、青い海、青い空、う〜んユルくてステキ。
3時間入ってたがぜんぜん疲れない。
こういうのもいいよね。

みんなとすき家で朝飯食って、志田下へ。
昼過ぎに到着。
鴨川とは打って変わって、こちらはカタ〜頭、オンショアの風が強く、海はぐちゃぐちゃのジャンクコンディション。
しかし大会はヒートアップ中。

赤、白、黄のラッシュガードを身に付けたプロサーファーたちが荒れる波間に見え隠れする。
大きめのうねりが入ったと思うと、次の瞬間にはテイクオフ。
素早いボトムターンからデカいスプレーを上げてのリッピング。
更に加速して2発、3発と当てて行く。
あるいはカーヴィングからのレイバック。
エアーも飛び出す。
熱いMCにコールされる有名なプロサーファーの名前。
ヒートの始まりと終わりに鳴らされるホーンの音。
いいライティングには観客からの拍手や歓声。

サーフィンの大会は何度か見ているが、この雰囲気はやはり気持ちいい。
ビールでも飲みながら観戦できたらどんなに楽しいだろう。
メローな鴨川から、ハードな志田下まで。
いつもとは一味違うサーフ・デイだった。
2009年09月24日
波乗りは不発

連休に台風でよろこんでるのはサーファーだけ?
しかし台風スウェル(うねり)を期待したのに進路が悪すぎて千葉はほぼ全域クローズアウト。
ということで、連休前半はおとなしくコールマン松戸店やWILD1印西店を物色して、小物の買い出しで終了。
21日の月曜日。
波情報ではやはり千葉北全域クローズアウト。
飯岡だけがなんとか出来そう。
6時に飯岡信号下に到着。
気温は15℃、弱めの北風、薄曇りの空。
他のポイントがクローズのせいか信じらんないくらいの数の車が飯岡に集結している。
波の様子は厚めのムネ~カタsetで頭。
インサイド付近で急激にホレ上がってダンパー。
うまい人たちでもワンターンでプルアウト。
中級程度ならワイプアウトで洗濯機直行。
う~ん、厳しい。
しばらく眺めているうちに、更に人が増える。
意を決して、ウエット(ジャーフル)に着替えて海へ。
テトラポット脇のカレントを使ってすんなりゲットアウトできた。
しかしなかなかテイクオフが厳しい。
サイズはあるが厚すぎてスピードが乗らない。
走りはじめたと思うと鬼のようなダンパー。
でかめの波をあきらめてムネ前後の波を選ぶと案外つなげられる。
そんなのが3本ぐらい乗れた程度で、あとはグズグズ。
2時間ぐらい入ってると更に混雑してきたので9時前に撤収。
たぶん火曜日からの方が波良くなるはずだが、火水でoutside BASEにキャンプに行くので、シルバーウィークの波乗りはこれにて終了。
う~ん不発。
2009年09月05日
やっちまった

ヘコむわぁ~。
ウエットスーツをなくしてしまった。
コトの経緯は以下。
朝、吉崎。
到着と同時に波チェックすると、すごいいい波。
ムネ~カタの形いい波がゆっくり割れている。
風は弱いオフショア。
しかも海には1人だけ。

急いで支度して海へ。
バックウォッシュ入ってちょっと癖があるが、乗ってしまえばガンガン走れるちょい厚めのパワーある波。
いいっ!
徐々に人が増えて、なかなか波が取れなくなったが、まずまず楽しめた。
3時間ほど遊んで終了。
携帯に友達からのメール。
小一時間後に合流できるらしい。
ハイラックスサーフの背面スペアタイヤにウエットを干して仮眠。
友達から近くについたという連絡が入ったので出発。
待ち合わせ場所のコンビニの駐車場に停車したら、見ず知らずの人から声をかけられた。
「後ろ走ってたんですけど、ウエット落っことしてましたよ」
「ハッ!!(絶句)」
「けっこう手前です」
「あ、ありがとうございます」
急いで今来た道を引き返す。
距離にして約3km。
4回ぐらい往復したが見当たらない。
車を止めて歩きながら道の脇も探してみたが、ない。
裏地がピンクなので道端にあれば必ずわかるはずなのに、ない。
途中のお店や、工場にも「ウエットの落とし物とか届いてないですか?」と尋ねて廻るが、ない。
だれかに拾われて行ったか、トラックに引きずらて行ったか…。
1時間ほどの捜索でついに断念。
あぁ、お気に入りのシーガルだったのに…。
唯一の救いは、もう秋だということ。
来年の夏までシーガルの出番はないから…。
ゴメンね、シーガル。
2009年09月02日
怒りおやじ

あんまり怒らないおやじだが、どうもがまんならなかったので書く。
因みに、ワイプアウトして板飛ばしたロングボーダーのことではない。
注)
この日記はサーファーじゃない方が読んでも意味不明だと思われます。
**********
先日、コシ~ハラの波で楽しく波乗りしていた時の話。
アウトから手ごろなうねりが入ってきた。
レフトの波だ。
ピーク側からレフトにテイクオフ!と思ったらオレの左手にいたヤツもテイクオフ?
こいつ前乗りしやがって…と思ったらレギュラー側にターンして来た!?
はぁ?まるでオレが前乗りしたみたいじゃん?
当然、ぶつかりそうになったので咄嗟にプルアウトする。
「兄ちゃん、今のはレフトだろっ!」
と注意してやろうかと思ったが、まさかオレの勘違いか?と不安になった。
オレは右手から左割れるピークを見てたが、逆に左手にももう一つピークがあったとしたら偶然そうなってしまうのも仕方ない。
気を取り直して、次のセットを待つことにした。
しばらくしてちょっとワイド気味ながらまたレフトの波が来た。
ピーク側にいたボディボーダーの女の子に波を譲ったら、またヤツがショルダー側からレギュラーにテイクオフしやがった。
波の裏側から見てたが、ボディボーダーの子とリップ付近で交錯した。
あわや正面衝突というシーンだ。
やっぱりコイツ、なんでもレギュラーくんだ!
インサイドで、その女の子ともめてたから、オレも行って一緒に注意してやろうと思ったら、オレが行く前に逃げ帰って行った。
ちょっとモヤモヤしたが、まぁ好んで海でケンカしたいわけじゃないのであっさり消えてくれてよかったかも。
しかし、板ぶつけてきて平謝り謝るヤツの方が、衝突未遂でシレっとしてるやつより許せるから不思議だ。
肉体的には板ぶつかった方が被害は大きいのにね。
できればそんな場面に遭遇しないに越したことはない。
やっぱりオレは多少波悪くても空いてるとこがいいや。
2009年08月30日
サンライズ〜サンセット
ベッタベタのバーベキューがしたい。
そう思い、数人に声をかけた。
サーフポイントに近い場所ということで、またまた九十九里浜シーサイドキャンプ場。
ただし今回は第2ではなく第1。
「昼に現地集合で」ということになったので、朝は一人で波乗り。

天気は快晴。
ただ南風が入って、どこもコンディションがいまいち。
キャンプ場に近い某ポイントをチェックすると、突堤の北側だけいいかんじに風をかわして、波がまとまっている。
入ってすぐは、ややパワー不足な感じだったが、徐々にサイズアップ。
コシ〜ハラで割れるちょい厚め。
けっこう楽しい。
インサイドまで乗り継いで、アウトに戻ろうとした時、目の前でロングボーダーがワイプアウト。
でっかい板がこっちに飛んできた。
足がつく浅い場所だったので咄嗟に背中を向けた。
重いロングボードが左肩にヒット。
「痛ってーー!」
しばらく動けない。
ワイプアウトしたロングボーダーがやって来て平謝りに謝るので、注意して許してやった。
よくよく考えると、当たりどころが悪ければ波乗りどころじゃなかったはず。
大事に至らずラッキーだった。
ホントに気をつけてほしいものだ。
3時間ほど楽しんでから、一度買い出しに行く。
買い出し終わっても集合時間まで時間があるので近所のビーチを見に行く。
こっちもなかなかいい波だけど、ちょっと人が多いかも。

早めに到着した面子と一緒にキャンプ場にチェックイン。
バーベキュー場がいっぱいということで、空いているサイトにタープを建ててスペースを作ってもらった。
“船長”と呼ばれるスタッフの方が、色々セッティングしてくれた。
いい味出してるおじさんだ。
火熾しまで手伝ってくれた。
船長、ありがとう!

面子も揃って、BBQスタート。
オレは運転するからキリンの『FREE』。
少し寂しいが、まあ烏龍茶でやるよりはマシだ。
ハマグリが高かったので代用でハマグリに似たホンビノス貝を買ってきたが、これが案外美味い!
外国の船などにくっついて来た外来種。
6個入って298円と激安。
東京湾の生態系を守るためにもガッツリ食う。

サンマ焼いたり、骨付きフランク焼いたりと、ベタ中のベタBBQ。
グリルとか網とか借りられて、ゴミも出せるからかなり楽チン。
食材と炭だけ用意すればよくて、1人1,260円。
食材代を割り勘にしても2,000円かからなかった。
こういうキャンプ場の使い方もたまにはいいね。 続きを読む
そう思い、数人に声をかけた。
サーフポイントに近い場所ということで、またまた九十九里浜シーサイドキャンプ場。
ただし今回は第2ではなく第1。
「昼に現地集合で」ということになったので、朝は一人で波乗り。

天気は快晴。
ただ南風が入って、どこもコンディションがいまいち。
キャンプ場に近い某ポイントをチェックすると、突堤の北側だけいいかんじに風をかわして、波がまとまっている。
入ってすぐは、ややパワー不足な感じだったが、徐々にサイズアップ。
コシ〜ハラで割れるちょい厚め。
けっこう楽しい。
インサイドまで乗り継いで、アウトに戻ろうとした時、目の前でロングボーダーがワイプアウト。
でっかい板がこっちに飛んできた。
足がつく浅い場所だったので咄嗟に背中を向けた。
重いロングボードが左肩にヒット。
「痛ってーー!」
しばらく動けない。
ワイプアウトしたロングボーダーがやって来て平謝りに謝るので、注意して許してやった。
よくよく考えると、当たりどころが悪ければ波乗りどころじゃなかったはず。
大事に至らずラッキーだった。
ホントに気をつけてほしいものだ。
3時間ほど楽しんでから、一度買い出しに行く。
買い出し終わっても集合時間まで時間があるので近所のビーチを見に行く。
こっちもなかなかいい波だけど、ちょっと人が多いかも。

早めに到着した面子と一緒にキャンプ場にチェックイン。
バーベキュー場がいっぱいということで、空いているサイトにタープを建ててスペースを作ってもらった。
“船長”と呼ばれるスタッフの方が、色々セッティングしてくれた。
いい味出してるおじさんだ。
火熾しまで手伝ってくれた。
船長、ありがとう!

面子も揃って、BBQスタート。
オレは運転するからキリンの『FREE』。
少し寂しいが、まあ烏龍茶でやるよりはマシだ。
ハマグリが高かったので代用でハマグリに似たホンビノス貝を買ってきたが、これが案外美味い!
外国の船などにくっついて来た外来種。
6個入って298円と激安。
東京湾の生態系を守るためにもガッツリ食う。

サンマ焼いたり、骨付きフランク焼いたりと、ベタ中のベタBBQ。
グリルとか網とか借りられて、ゴミも出せるからかなり楽チン。
食材と炭だけ用意すればよくて、1人1,260円。
食材代を割り勘にしても2,000円かからなかった。
こういうキャンプ場の使い方もたまにはいいね。 続きを読む
2009年08月20日
上島ジェーン レビュー編

なんとも感想が書きづらい作品だ。
しかも、オススメしていいのかどうかもわからない。
自分的にはかなり笑えた。
大笑いではなく苦笑い。
多分「お笑いウルトラクイズ」が好きな人にはオススメできる。
ってこの感じわかるかな?
あと、予想通り、いや予想以上に有吉が素晴らしい。
開始5分ぐらいでわかってしまうことなのではっきり書いてしまうと、ドキュメンタリーの体で作られたフィクションだ。
だが、有吉の演技(?)がリアルすぎて「あれ?やっぱりノンフィクションなの?」となってしまう。
やや引き気味でニヤニヤ見てたのに、いつの間にか引きずり込まれてドキドキしていたりする。
あと有吉が海から上がって、ポリタンクから水浴びてるシーンなんてかなりサーファーっぽい。
そんな対比があるからこそ、竜ちゃんが余計に可笑しい。
サーフィンドキュメンタリー映画と思って買う(借りる)と後悔するかも。
志田下のサーファーの映像は見る価値有り。
個人的には☆☆☆☆★
続きを読む
2009年08月19日
上島ジェーン

買ってもうた。
Amazonさんでポチッてもうた。
多分、竜ちゃんだけの映画なら買わなかっただろう。
この映画は共演の有吉が肝…だと確信して買った。
まだ見てないのでなんとも言えないが。
解説を引用すると
▼
千葉県・志田下―
日本でも有数のサーフスポットに、一人の男が真のサーファーを目指し降り立った。
その男の名は、上島竜兵47才。職業・芸人。
「地球を感じたい」その心から湧き出た一言は、無機質な冷たい都会で、何かに追われるように毎日を過ごすうちに芽生えた素直な感情だった。
自分は何のために生まれ何のために死んでゆくのか?日々の暮らしの中で自分という存在意義を求め、この現状から脱却するためサーフィンに挑戦しようと決意する上島がいた。
そんな上島の心意気を後輩芸人である有吉は感じとり、ともに挑戦することに…。
多分、嘘だ。
そんなマジなドキュメンタリーになるわけない。コレはなんか裏があるはず。
だから…どうしても見たい。
今、帰宅途中の電車の中。
早く見たくてうずうずしているオレ。
つうことで、感想はまた明日。
2009年08月18日
バリトリップ 予約完了

今年も、またバリに行きます。
10月後半に9日間。
もう5回目だが、飽きないなぁ。
以前、うちの奥に
「カーナビ欲しい」
と言ったら
「そんな金あったらバリに行く」
と言われた。
さらに
「カーナビなくてもたかだか道に迷うだけ。バリに行かなかったら人生に迷う」
と言い放たれた。
今思い返してもすごい名言だと思う。
男前すぎる。
まぁ、オレより忙しい人だから年に一度の海外リゾートをなにより楽しみにしているし、オレもヘタクソなりにバリでの波乗りが楽しみ。
いつもお願いしているバリのサーフガイドに、
「来年かっとばっくデキルヨウニナッテキテネ」
と言われているが、いまだにチョットバック。
10月までに間に合うのか、オレ?
2009年08月15日
日の出から波乗り

美しい夜明け。
だんだん日の出の時間も遅くなってきたな。
天気は晴れ。
北の高気圧の影響で、空気はからりと乾いていて爽やか。
風は北東からの微風。
今日は、いつもの信号下はやめて、別のポイントへ。
奥まった場所なので人は少なそう。
日の出とともに海に入る。
波の方は、前日の波情報ではヒザと書いてあったが、予想外のコシ~ハラ。
しかもコンスタントに波も入ってきてる。
面もクリアのファンウェイブ。
ぜんぜん遊べるじゃん。
ポイントにはオレと友達の2人以外に4人で合計6人。
そのあと数名増えたが、それでも10人ぐらいで波数もあって、しばらくは波の取り合いもなく楽しめた。
大好物のハラぐらいでゆっくり割れるレギュラー。
おいしゅうございました。
それがどうしたことか、1時間もすると波がぱったり来なくなった。
たまにくる波はみんな一斉にテイクオフ競争になる。
しかもセットじゃなくて単発。
さらに潮が上げてきたせいか、どんどんパワーダウン。
2時間半粘ってみたが、後半の1時間半はちゃぷちゃぷモード。
ちょいと早いが8時すぎに撤収。
浜辺には海水浴の人たちがわらわらと集まりはじめた。
夏休みだねぇ。
2009年08月10日
デカいけど…

土曜日3時出発で、いつもの面子といつもの飯岡。
波はカタ~アタマとサイズは十分。
ただかなり厚めなのに、テイクオフ寸前で一気にホレ上がってダンパー。
無理に行こうとした、友達が垂直落下パーリングで洗濯機。
これを教訓に切れ目狙って斜めテイクオフ。
乗れるとパワーがあるからぐんぐん走る。
ただしインサイドまで行くと戻りがキツい。
連続5、6回のドルフィンは当たり前。
2時間ちょっとでヘトヘト。
波が小さい別のポイントでもう1ラウンドちゃぷちゃぷして終了。
続きを読む
2009年08月07日
南伊豆へタンデム 3日め(完結編)
3日め。
今日こそ、朝一番で海に入ろうと4時30分起床。
予想通りのいい天気。
早速、着替えて海へ。
月曜日の朝5時だというのに海には多数のサーファーがいる。
波はヒザ前後…。
朝方はどうやら波が小さい傾向らしい。
でもこんないい天気で海に入らないなんてもったいない。
しばらくヒザ波と戯れていると崖の上から朝日が顔を出した。
太陽に照らされた多々戸浜は本当に美しい。
海水の透明度が高いため、海底の白い砂地に自分の影が映る。
時折、コチらしき魚も見える。
波乗りの方は前日の夕方程は楽しめなかったが、白い砂浜と雲一つない青空…これぞ南伊豆という海に出会えた。
2時間半ほどチャプチャプして波乗りは終了。
朝食を済ませてしばしお部屋で朝寝。
それから帰り支度を済ませてチェックアウトする。
チェックアウト後も、ホテルの駐車場を使っていいらしく、お風呂も5時まで無料で入れるとのこと。
ありがたい。
波乗り道具は車に仕舞って、Colemanのヘキサライトとチェアを持って浜辺へ。
早速タープを立てようとするが、砂地ということもあって風にあおられる度にペグが抜ける。
3回ぐらい失敗していると、奥が「パラソル借りる?」と諦めモードで言ってくる。
「ちょっと待て!モモンガ取ってくる」
一旦車に戻り、ペンタをピックアップして浜辺に戻る。
設営中にペグが飛ばされることなくあっという間にセットアップ完了。
風を受ける面積が小さいことと、ワンポールで立つシンプルさが勝因か?
念のためダブルペグダウンで固定する。

ペンタの日陰に、昔ハワイのABC STOREで買ったゴザを敷いてようやく落ち着いた。
先日はイーズ用グランドシートを敷いたが、海ではベタつくらしいので、ゴザが最適。
何年も前に買ったものだが、車の奥底でずっと眠っていたため、いまだに新鮮な井草の香りがする。
ここでビールをグイッといきたいところだが、帰りの運転があるのでコーラでガマンする。 続きを読む
今日こそ、朝一番で海に入ろうと4時30分起床。
予想通りのいい天気。
早速、着替えて海へ。
月曜日の朝5時だというのに海には多数のサーファーがいる。
波はヒザ前後…。
朝方はどうやら波が小さい傾向らしい。
でもこんないい天気で海に入らないなんてもったいない。
しばらくヒザ波と戯れていると崖の上から朝日が顔を出した。
太陽に照らされた多々戸浜は本当に美しい。
海水の透明度が高いため、海底の白い砂地に自分の影が映る。
時折、コチらしき魚も見える。
波乗りの方は前日の夕方程は楽しめなかったが、白い砂浜と雲一つない青空…これぞ南伊豆という海に出会えた。
2時間半ほどチャプチャプして波乗りは終了。
朝食を済ませてしばしお部屋で朝寝。
それから帰り支度を済ませてチェックアウトする。
チェックアウト後も、ホテルの駐車場を使っていいらしく、お風呂も5時まで無料で入れるとのこと。
ありがたい。
波乗り道具は車に仕舞って、Colemanのヘキサライトとチェアを持って浜辺へ。
早速タープを立てようとするが、砂地ということもあって風にあおられる度にペグが抜ける。
3回ぐらい失敗していると、奥が「パラソル借りる?」と諦めモードで言ってくる。
「ちょっと待て!モモンガ取ってくる」
一旦車に戻り、ペンタをピックアップして浜辺に戻る。
設営中にペグが飛ばされることなくあっという間にセットアップ完了。
風を受ける面積が小さいことと、ワンポールで立つシンプルさが勝因か?
念のためダブルペグダウンで固定する。

ペンタの日陰に、昔ハワイのABC STOREで買ったゴザを敷いてようやく落ち着いた。
先日はイーズ用グランドシートを敷いたが、海ではベタつくらしいので、ゴザが最適。
何年も前に買ったものだが、車の奥底でずっと眠っていたため、いまだに新鮮な井草の香りがする。
ここでビールをグイッといきたいところだが、帰りの運転があるのでコーラでガマンする。 続きを読む
2009年08月07日
南伊豆へタンデム 2日め(夜編)

トリップ2日めの夜も更けて、お食事の時間。
昨晩の献立からするとまたまた期待は高まる。
トリップ中、魚介類を食す機会が多かったので、ちょっとお肉が食べたいな…なんて思って席に着くと、献立書きには「牛すき鍋」の文字が!
なんという心遣いでしょう。
2泊めのお客の心理状態までわかってらっしゃる。
前菜はマッシュポテトと紫玉葱を巻いた牛肉のブレゼが2種類にスモークサーモンで明日葉味噌のゼリー寄せを巻いたもの。
お造りは中トロ、帆立、牡丹海老。
さらに金目鯛のしゃぶしゃぶ、焼物にはシイラの西京焼き、牛すき鍋にデザート。
これに下田の地酒「黎明」を合わせる。
最高のテロワール。
またまた動けねーモード。
続きを読む
2009年08月06日
南伊豆へタンデム 2日め(日中編)
2日めの朝。
4時30分のアラームで目を覚ます。
部屋から海を眺めると、ほとんど波がない。
スネ〜ヒザ。
さらに雨。
ベランダに干してあったシーガルは半分ずぶ濡れ。
前日、睡魔不足で運転して疲労も溜まっていた上にこのコンディション…。
布団に逆戻りして二度寝と決め込む。
奥に叩き起こされた時はすでに7時すぎ。
もうすぐ朝食の時間らしい。
メインダイニングに入ると、干物の焼けるいい匂い。
席に案内されると、そこには鯵の干物が乗った卓上コンロをはじめ、朝からこんなに?!と驚くほどのおかず。
ここの朝食は、干物を自分で焼いて食べるのが名物らしい。
そしてご飯とアオサの味噌汁が運ばれる。
昨晩も思ったが、とにかく米が美味い!
絶妙の炊き加減でお米が瑞々しくツヤツヤと光っている。
ひと口に含むと、米の甘みと同時に炊いた水の出どころの良さまで伝わってくる。
このご飯でいただくと、元々おいしい干物が更においしいと感じる。
漁師町で生まれ育ったオレだが、これには唸らざるを得ない。

食事を終えて、ラウンジでコーヒーを飲みながら海を眺める。
雨は更に強くなり、波はスネぐらいのまんま。

朝風呂に一発入ってから、下田の街を散策することにした。
下田の街に到着すると、ちょうど雨が上がった。
ペリーロードと名付けられた下田で一番お洒落と言われる通りを散策する。
なるほど、古民家を改装したカフェや雑貨屋などが立ち並ぶ。
なんとなく幕末のロマンすら感じる街並み。

そんな中にあった小さなハワイアン・バー「KAMA'AINA(カマアイナ)」。
おいしそうなランチメニューが目に止まったので、ここでランチにする。
奥はハワイアンランチプレート、オレはロミロミサーモンの冷製パスタをオーダー。
ハワイアンランチプレートの中身は金目鯛とアサリのカレーライスにサラダ。
マイルドなカレーに魚介類の風味が渾然一体となっていてうんまい。
ロミロミサーモンのパスタは、スモークサーモンとトマト、玉ねぎをみじん切りにしてハワイの塩で和えたものと生バジルのリーフを、冷たいカッペリーニにのせたもの。
これまたうんまい。
食後にコナコーヒーで締めて、ハワイアン気分。
なんだか落ち着く素敵なお店だ。
続きを読む
4時30分のアラームで目を覚ます。
部屋から海を眺めると、ほとんど波がない。
スネ〜ヒザ。
さらに雨。
ベランダに干してあったシーガルは半分ずぶ濡れ。
前日、睡魔不足で運転して疲労も溜まっていた上にこのコンディション…。
布団に逆戻りして二度寝と決め込む。
奥に叩き起こされた時はすでに7時すぎ。
もうすぐ朝食の時間らしい。
メインダイニングに入ると、干物の焼けるいい匂い。
席に案内されると、そこには鯵の干物が乗った卓上コンロをはじめ、朝からこんなに?!と驚くほどのおかず。
ここの朝食は、干物を自分で焼いて食べるのが名物らしい。
そしてご飯とアオサの味噌汁が運ばれる。
昨晩も思ったが、とにかく米が美味い!
絶妙の炊き加減でお米が瑞々しくツヤツヤと光っている。
ひと口に含むと、米の甘みと同時に炊いた水の出どころの良さまで伝わってくる。
このご飯でいただくと、元々おいしい干物が更においしいと感じる。
漁師町で生まれ育ったオレだが、これには唸らざるを得ない。

食事を終えて、ラウンジでコーヒーを飲みながら海を眺める。
雨は更に強くなり、波はスネぐらいのまんま。

朝風呂に一発入ってから、下田の街を散策することにした。
下田の街に到着すると、ちょうど雨が上がった。
ペリーロードと名付けられた下田で一番お洒落と言われる通りを散策する。
なるほど、古民家を改装したカフェや雑貨屋などが立ち並ぶ。
なんとなく幕末のロマンすら感じる街並み。

そんな中にあった小さなハワイアン・バー「KAMA'AINA(カマアイナ)」。
おいしそうなランチメニューが目に止まったので、ここでランチにする。
奥はハワイアンランチプレート、オレはロミロミサーモンの冷製パスタをオーダー。
ハワイアンランチプレートの中身は金目鯛とアサリのカレーライスにサラダ。
マイルドなカレーに魚介類の風味が渾然一体となっていてうんまい。
ロミロミサーモンのパスタは、スモークサーモンとトマト、玉ねぎをみじん切りにしてハワイの塩で和えたものと生バジルのリーフを、冷たいカッペリーニにのせたもの。
これまたうんまい。
食後にコナコーヒーで締めて、ハワイアン気分。
なんだか落ち着く素敵なお店だ。
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2009年08月05日
南伊豆へタンデム 初日(後編)

下田大和館は、多々戸浜を見下ろす高台の斜面に建てられていて、館内からすぐにビーチに出られる。
部屋に入ると早速ウェットスーツに着替えて、板とペンタを抱えてビーチへ。
浜辺の端に草地があったのでそこにペンタを設営して、奥の昼寝場所を確保。
へそくり使って内緒で買ったペンタだが、たいそうお気に召したようだ。
徹夜明けの彼女は、モモンガの懐で秒殺。目を離した隙に爆睡モードに。
ホテルのスタッフの方に「夕方の方が波よくなりますよ」と聞いていたが、予言通りややサイズアップしてコシ~ハラぐらい。
数日前まで海水温が低下していたらしいが、ようやく温かくなってきたらしく、シーガルかロンスプでちょうどいい。
波も癖がなく乗りやすい。
めちゃ巧い人も少なく、オレごときでも案外波が取れる。
もうちょいサイズあってアウトから割れてくれれば…なんて欲もでるが、まずまずのファンライド。
普段、朝一番で波乗りしているから、夕方の波乗りは新鮮だ。
サンセットサーフ…けっこう泣かすシチュエーション。
モモンガの餌食になった奥を救出し、ホテルに戻る。
入り口で温水シャワーを浴びて、ウェットスーツのまんま部屋へ向かう。
部屋に入って、バスルームでウェットを脱いで、ざっと体を洗ったら、速攻でビールをぷっは~!
ザッツ・リゾート! 続きを読む
2009年08月04日
南伊豆へタンデム 初日(前編)
今回はうちの奥と、二泊三日で南伊豆へタンデムトリップ。
奥の会社が加盟している健康保健組合の特別プランに当選。
格安でリゾートホテルに泊まれることとなった。
つまり、キャンプ&サーフではなく、リゾート&サーフ。
ちょっとだけセレブ気分を味わうことにした。
南伊豆の海は、去年の秋に男3人旅で行って以来の2回目。
今回は夏休みのハイシーズンということもあり、混雑覚悟。
まあ、二泊するからあんまり慌てるこたぁない。
海には朝一番とサンセットだけ入って、あとはのんびり温泉や食事に行こうという計画だ。
土曜日早朝5時すぎ。
前夜徹夜で仕事していた奥を、会社でピックアップ。
渋滞が始まる前に、熱海辺りまで進みたいという作戦だ。
伊豆に行くなら、伊豆スカイラインを通るルートが早いのだが、昨年通った海沿いの絶景を奥に見せたくて国道135号ルートをチョイス。
あいにくの曇り空で、ベストの状態ではなかったが、それでもなかなかの絶景。

途中休憩したり、絶景ポイントに車を停めたりしながら、10時半頃には下田市内に到着。
道の駅でぶらぶらして、観光案内マップを入手する。
続きを読む
奥の会社が加盟している健康保健組合の特別プランに当選。
格安でリゾートホテルに泊まれることとなった。
つまり、キャンプ&サーフではなく、リゾート&サーフ。
ちょっとだけセレブ気分を味わうことにした。
南伊豆の海は、去年の秋に男3人旅で行って以来の2回目。
今回は夏休みのハイシーズンということもあり、混雑覚悟。
まあ、二泊するからあんまり慌てるこたぁない。
海には朝一番とサンセットだけ入って、あとはのんびり温泉や食事に行こうという計画だ。
土曜日早朝5時すぎ。
前夜徹夜で仕事していた奥を、会社でピックアップ。
渋滞が始まる前に、熱海辺りまで進みたいという作戦だ。
伊豆に行くなら、伊豆スカイラインを通るルートが早いのだが、昨年通った海沿いの絶景を奥に見せたくて国道135号ルートをチョイス。
あいにくの曇り空で、ベストの状態ではなかったが、それでもなかなかの絶景。

途中休憩したり、絶景ポイントに車を停めたりしながら、10時半頃には下田市内に到着。
道の駅でぶらぶらして、観光案内マップを入手する。
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2009年08月03日
2009年08月01日
2009年08月01日
南伊豆トリップ中

ただいま南伊豆トリップ中。
下田の須崎という海岸にある立ち寄り湯でさっぱりしたところ。
今、すごい睡魔が…。
深夜にやってたヱヴァンゲリヲンの一挙放送なんか見始めちゃったばっかりに、寝ないで出発する羽目になった。
なんか天気よくなってきた。
暑くなりそう。
2009年07月27日
ビッグウェイブ

コンディションが悪いのはわかっていたが、友だちが行くと言うのでまたまた飯岡。
強めの南風、どオンショア。
空は青いようだが、一面濃い霧。
まさか海岸でホワイトアウト?
とりあえず視界は20mほどあるので、目標物(テトラポット)を頼りにアウトに出る。
海水の温度は温かい。
波は厚めのムネ~カタで、まとまりなくぐちゃぐちゃ。
ハイタイドということもあり割れづらい。
でも、オレと友だちの2人っきり。
テトラポット付近から割れるレフトを数本乗った。
アウトに戻ろうとドルフィンして、浮かび上がった時に次の波が顔面直撃。
まとまりない波だとこういうことがままある。
ふと気づくと、視界がぼやけている。
霧がさらに濃くなったかと思いきや、コンタクトが片方流されたようだ。
テンションがた落ち。
まぁどうせ視界悪いし、関係ないか。
その後もしばらくぐちゃぐちゃの波に悪戦苦闘し、別のエリアにも移動したりしてみたが、楽しめるコンディションではない。
早めに切り上げて撤収することにした。
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2009年07月23日
久々のサイズアップ

このところ波乗りに行こうと思うと、決まって北東の風が吹く。
となるとポイント選びはオートマチックに飯岡ということになる。
海の日の月曜日。
朝、5時前に飯岡到着。
砂浜のあちらこちらにテントが張ってある。
キャンプ場ではないただの砂浜なので、皆さん勝手に野営してるらしい。
友人が来るのを待って、早速海に向かう。
前の日までは南西の風が吹いていたので、案の定海水が冷たい。
つうか鬼冷たい。
久しぶりにサイズアップした飯岡は、かなりアウトから波が割れる。
ハラ~ムネたまにカタといったところか。
うねりがヨレ気味で厚めだが、たまにフェイスの張った波も来る。
いつもの飯岡ならインサイドほれほれダンパー祭りだが、この日はかなりアウトから割れるので、乗ってしまえば長く走れる。
ミドル付近でうねりに戻る波もあるので、プルアウトするか、パンパンしながらインサイドまで乗り継ぐか選ぶ。
貧乏性のオレは、失速しそうなセクションで板をバタバタ動かしてインサイドまで乗ってみた。
やられた!
板を降りたところは、潮の流れのせいか、ゴミだらけのスポットだった。
川から流れてきた腐葉土らしきものが波にもまれてありえないくらい濁っている。
パドルする度に、葉っぱだか、藻屑だかか指先に絡みつく。
早く逃げ出したくて必死にパドる。
やっとの思いでアウトに脱出すると、いい感じの波が来た。
レギュラーにテイクオフすると、雲間から顔を覗かせた朝日が進行方向に輝いていた。
なんだかスポットライトを浴びた気分。
足元に延びる波のフェイスは黄金色の花道、風に飛ばされたリップもキラキラと輝く花吹雪になる。
一瞬の光景なのにスローモーションのように脳裏に粘り着く。
あんなに濁ってた海なのに、こんなにも美しい表情を見せるなんて…。
海の日の御利益にちがいない。 続きを読む